2017年02月12日
2/11放送後記
土曜深夜のお楽しみ「Saturday Night Culture Club」。今夜の特集は「映画“この世界の片隅に”再び」です。
公開直後の昨年11月、当番組では1人でも多くの人にこの作品を観ていただきたいといち早く特集を行いました。（http://sncc.e-radio.jp/d2016-11-20.html）
そして映画公開から凡そ3ヵ月。映画は多くの人々に愛され、今もなお公開館を拡大しながら上映が続いています。
番組では改めてその広がり方などを踏まえてこの作品を特集しました。
特集にあたって番組では大津アレックスシネマさんに協力頂き、県内の高校生を映画に招待し映画鑑賞会を実施しました。
まずは大津アレックスシネマの松岡支配人に映画についてお話を伺いましたよ。
ではそんな松岡支配人インタビューからいくつかの言葉をピックアップ。
「これは上映しないといけないと思いました。それは決して興行という意味だけではなく、ぜひこの映画を滋賀県の人に観てもらいたいと思いました」
（感想ボードについて）
「感想をいただきたいという率直な思いもあったんですが、ボードを置いたのはその場で書いてもらいたい、イラストなんかも描いてもらえたらとあのような形で設置しました」
（POPについて）
「実際の声を感じていただきたいと思ったので、観たスタッフが実際に手書きのPOPを作ったり、観た人の感想を集めたりに力を入れています」
（好きなシーンは）
「防空壕の中でくちづけをする場面ですね」
ちなみに松岡支配人と田辺ユウキは同い年。ともにみうらじゅんファンのサブカル好きということですっかり意気投合。松岡支配人ありがとうございました！
さて続いては高校生の登場です。
映画鑑賞直後、映画館ロビーに作った特設スタジオで番組の収録を行いました。
参加してくれた高校生16人を前に番組収録スタート。高校生のみんなにも感想をお聞きしました。
シャイな高校生のみんなが映画を想い、考えながら一生懸命答えてくれました。映画の主人公である「すず」さんと同年代である彼らがどのように感じたか、決して器用な言葉ではないですが、その想いをとても丁寧に語ってくれました。
ではいくつかの言葉をピックアップ
「戦争の中の日常がリアルに描かれていたので、その中で生きる女性や子供の、強く生きるという感じが伝わって、昔の人は精神が強くて僕もそんな風になれたらなぁと思いました」
「大人も子供も私が思ってたのは、みんな全然笑いとかもなくて暗い感じで生きてるのかなと思ってたけど、その真剣に生きている中で笑いもあって、協力し合ってて、戦争中でもそうして過ごしているのが凄いなと思いました。」
「戦争という大変な中にもほのぼのとした一人ひとりの生活があって、そういうのがわかったのでいい映画だたと思いました」
「戦争の映画って残酷なシーンとかがあって観て傷つきたくないから、心ををどっかブロックして観ている時があるんですけど、この映画は心を開いたまま、スッと入ってくる。あぁそうやったんかぁって心に染みわたる凄いいい映画だなぁって思いました」
「大切なものが一気に無くなった-あのシーンが凄く印象的でした」
収録中はなれない雰囲気の中、皆緊張もあってなかなか言葉が出てこない場面もあったのですが、収録後はすっかりリラックスして「観てよかった」という素直な感想を聞かせてくれました。
参加してくれた高校生の皆さん、ありがとうございました。番組では今後もこのように高校生の皆さんがカルチャーに触れられる場を作っていきたいと考えています。またご参加下さいね。
さらに番組では映画「この世界の片隅に」の音楽を担当したコトリンゴさんからコメントを頂戴しました。
コトリンゴさん公式サイトはこちら
「私は映画“この世界の片隅に”の音楽を担当したのですが、まずは原作を頂いてとても感動して、とても身近な生活のことに焦点があたっているのですが、当時の戦争中の暮らしの豆知識もあったりして緻密で凄く楽しく、戦争の描写は凄く怖くって、でもいろんなエピソードがあって今まで出会ったことのない漫画だなと凄くびっくりしたのを覚えています。ですので参加させてもらうことがとても責任重大に思えて、とにかく出来る限りのことをしようと思ってサントラ作りに望みました。～昨年の11月の公開からまだ公開は続いていてじわじわと広がっているのでとても嬉しいです。私にとってもサウンドトラック作りでのチャレンジもあったりしてかけがえのない作品になりました。またサントラ発売記念ライブで関西にも参りますのでぜひお越し下さい」
【アニメーション映画『この世界の片隅に』オリジナルサウンドトラック発売記念ライブ カタスミカルテット】
member：
コトリンゴ：vocal / piano
鈴木カオル：drums
須藤ヒサシ：bass
徳澤青弦：cello
2017年4月14日(金) 大阪・大阪倶楽部
時間：開場 18:00 / 開演 19:00
前売料金：5,500円 (自由席・ドリンク代別)
問合せ：Cow and Mouse http://cowandmouse.com/
映画「この世界の片隅に」はまだまだ上映中です。滋賀県でも多くの映画館で上映が始まっています。ぜひお近くの映画館でご覧ください。
そしてぜひ番組をシェアして下さいね
Saturday Night Culture Club | e-radio FM滋賀 | 2017/02/12/日 24:00-24:55 http://radiko.jp/share/?sid=E-RADIO&t=20170212000000
公開直後の昨年11月、当番組では1人でも多くの人にこの作品を観ていただきたいといち早く特集を行いました。（http://sncc.e-radio.jp/d2016-11-20.html）
そして映画公開から凡そ3ヵ月。映画は多くの人々に愛され、今もなお公開館を拡大しながら上映が続いています。
番組では改めてその広がり方などを踏まえてこの作品を特集しました。
特集にあたって番組では大津アレックスシネマさんに協力頂き、県内の高校生を映画に招待し映画鑑賞会を実施しました。
まずは大津アレックスシネマの松岡支配人に映画についてお話を伺いましたよ。
ではそんな松岡支配人インタビューからいくつかの言葉をピックアップ。
「これは上映しないといけないと思いました。それは決して興行という意味だけではなく、ぜひこの映画を滋賀県の人に観てもらいたいと思いました」
（感想ボードについて）
「感想をいただきたいという率直な思いもあったんですが、ボードを置いたのはその場で書いてもらいたい、イラストなんかも描いてもらえたらとあのような形で設置しました」
（POPについて）
「実際の声を感じていただきたいと思ったので、観たスタッフが実際に手書きのPOPを作ったり、観た人の感想を集めたりに力を入れています」
（好きなシーンは）
「防空壕の中でくちづけをする場面ですね」
ちなみに松岡支配人と田辺ユウキは同い年。ともにみうらじゅんファンのサブカル好きということですっかり意気投合。松岡支配人ありがとうございました！
さて続いては高校生の登場です。
映画鑑賞直後、映画館ロビーに作った特設スタジオで番組の収録を行いました。
参加してくれた高校生16人を前に番組収録スタート。高校生のみんなにも感想をお聞きしました。
シャイな高校生のみんなが映画を想い、考えながら一生懸命答えてくれました。映画の主人公である「すず」さんと同年代である彼らがどのように感じたか、決して器用な言葉ではないですが、その想いをとても丁寧に語ってくれました。
ではいくつかの言葉をピックアップ
「戦争の中の日常がリアルに描かれていたので、その中で生きる女性や子供の、強く生きるという感じが伝わって、昔の人は精神が強くて僕もそんな風になれたらなぁと思いました」
「大人も子供も私が思ってたのは、みんな全然笑いとかもなくて暗い感じで生きてるのかなと思ってたけど、その真剣に生きている中で笑いもあって、協力し合ってて、戦争中でもそうして過ごしているのが凄いなと思いました。」
「戦争という大変な中にもほのぼのとした一人ひとりの生活があって、そういうのがわかったのでいい映画だたと思いました」
「戦争の映画って残酷なシーンとかがあって観て傷つきたくないから、心ををどっかブロックして観ている時があるんですけど、この映画は心を開いたまま、スッと入ってくる。あぁそうやったんかぁって心に染みわたる凄いいい映画だなぁって思いました」
「大切なものが一気に無くなった-あのシーンが凄く印象的でした」
収録中はなれない雰囲気の中、皆緊張もあってなかなか言葉が出てこない場面もあったのですが、収録後はすっかりリラックスして「観てよかった」という素直な感想を聞かせてくれました。
参加してくれた高校生の皆さん、ありがとうございました。番組では今後もこのように高校生の皆さんがカルチャーに触れられる場を作っていきたいと考えています。またご参加下さいね。
さらに番組では映画「この世界の片隅に」の音楽を担当したコトリンゴさんからコメントを頂戴しました。
コトリンゴさん公式サイトはこちら
「私は映画“この世界の片隅に”の音楽を担当したのですが、まずは原作を頂いてとても感動して、とても身近な生活のことに焦点があたっているのですが、当時の戦争中の暮らしの豆知識もあったりして緻密で凄く楽しく、戦争の描写は凄く怖くって、でもいろんなエピソードがあって今まで出会ったことのない漫画だなと凄くびっくりしたのを覚えています。ですので参加させてもらうことがとても責任重大に思えて、とにかく出来る限りのことをしようと思ってサントラ作りに望みました。～昨年の11月の公開からまだ公開は続いていてじわじわと広がっているのでとても嬉しいです。私にとってもサウンドトラック作りでのチャレンジもあったりしてかけがえのない作品になりました。またサントラ発売記念ライブで関西にも参りますのでぜひお越し下さい」
【アニメーション映画『この世界の片隅に』オリジナルサウンドトラック発売記念ライブ カタスミカルテット】
member：
コトリンゴ：vocal / piano
鈴木カオル：drums
須藤ヒサシ：bass
徳澤青弦：cello
2017年4月14日(金) 大阪・大阪倶楽部
時間：開場 18:00 / 開演 19:00
前売料金：5,500円 (自由席・ドリンク代別)
問合せ：Cow and Mouse http://cowandmouse.com/
映画「この世界の片隅に」はまだまだ上映中です。滋賀県でも多くの映画館で上映が始まっています。ぜひお近くの映画館でご覧ください。
そしてぜひ番組をシェアして下さいね
Saturday Night Culture Club | e-radio FM滋賀 | 2017/02/12/日 24:00-24:55 http://radiko.jp/share/?sid=E-RADIO&t=20170212000000
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